泉シール工業株式会社 有機系真空加圧含浸処理加工

泉シール工業株式会社 有機系真空加圧含浸処理加工

業務内容

含浸処理から塗装まで社内一貫体制による
サステナビリティ・短納期・低コストを実現

当社では2015年に最新の化成処理設備を導入し、国内ではじめてアルミの含浸処理後に化成処理を施すことで、より高品質・高機能な製品を仕上げることを可能にしました。

とは?

有機系真空加圧含浸処理

含浸とは、アルミニウム鋳物やアルミダイカストなど鋳造製品の製造工程でどうしても発生してしまう内部巣(ひけ巣・巻き込み巣)や、加工後に露出する巣、いわゆる「 鋳巣 」に含浸液を浸透させて埋める技術のことです。

含浸処理の主な使用目的

含浸処理を施す事により様々な特性を付与する事が可能となります。
・耐圧気密性能の付与
・耐腐食性の付与
・めっき・表面処理・塗装処理の前処理
・切削加工性の向上
・物理的強度の向上
・絶縁抵抗の向上

加工表面

アルミニウム合金へ含浸処理を行うことで、
微細な表面欠陥が埋まっていることが確認出来ます。
さらにこの後、化成処理やめっき・塗装等を行うことで欠陥の少ない表面が得られ機能性が向上されます。


当社の含浸方式

※有機系真空加圧含浸法
●真空装置内にバスケットに収めた製品を設置し装置内を減圧、真空状態にする事で鋳孔から出た異物を除去。
その後、含浸剤を注入し製品を含浸剤に浸漬させ大気圧に戻す事で含浸剤が圧入される。
更に圧縮空気で加圧して製品欠陥部分の深部まで含浸剤が充填される方式を採用しています。
無機系に比べ封孔性・耐水性に優れています。この真空加圧含浸方法により、含浸剤を巣孔の更に奥まで含浸する為、最も効果的な含浸効果を得る事が出来ます。


使用含浸液
ウルトラシール Rexeal100(レクシール100)

英国製の一貫した品質を持つリサイクル型含浸液。
複数の米国軍用規格、並びに25社以上のOEMにて認定され、世界中で認知されています。
様々な材質に使用されていますが、主に金属ダイカスト製品に抜群の封孔性能を誇り、加工に多くの利点を提供します。


主な特徴

① 硬化時の収縮率が少ない
② 表面張力が小さいので素早く奥まで浸透する
③ 長期間の使用でも劣化しない 
④ 硬化した樹脂は強く且つ柔軟である
⑤ 処理工程で混入する異物への耐性が高い
⑥ 通常のメタクリル酸系有機含浸剤よりも優れた性能。
⑦ 極めて優れた耐薬品性及び耐熱性。
⑧ ISO 9002に基づき製造されている。
⑨ 米国軍用国際規格の中でも厳格なMIL‐I‐17563Cにて正式に承認された数少ない製品で有り、世界の自動車メーカーの認定を受けている。
⑩ 最大95%がリサイクル可能な為、大幅なコスト削減が可能ですので、お客様の価格に反映する事が出来ます。

とは?

三価クロム化成処理

化成処理で耐食性と塗装密着性がアップ

化成処理とは化成処理液に金属を浸漬することによって、金属表面に固着性のある不溶性の生成物を作製する処理のことです。
その生成物の物理的あるいは化学的性質を利用することで、金属の防食性、密着性に優れた塗装下地として使用されています。
さらに、化成処理は、低コスト、省エネルギー、高品質、高生産性などの点から幅広く利用されている技術になります。

化成処理の主な使用目的

化成処理を施した製品には様々な特性を付与する事が可能となります。

・金属表面への意匠性付与
・塗装下地目的による密着性向上
・RoHs対応(六価クロム含有無し)


使用化成処理剤
SurTec650V (サーテック650V)

[ 特徴 ]
● アルミニウム素材(合金、鋳物)用六価クロムフリー化成処理剤です。
● 六価クロムタイプに匹敵する裸耐食性を有しています。
● ラッカー、粉体塗装、接着剤塗布前の下地処理としても最適です。
● QUALICOAT規格で認証されています。
● 皮膜外観は目視にて確認でき、淡青~黄褐色の干渉色です。
● MIL-DTL-81706B及び裸耐食にて、MIL-DTL-5541Fの規格に適合します。
● 高耐熱性の無機不動態化皮膜です。
● 表面抵抗が低いため、(32,25ミリオーム平方メートル未満)電子産業にも最適。
● 無塗装状態の表面でも防食性が高いため、航空産業にも最適。
  ※(中性塩水噴霧試験336時間以上)

0725-53-4330
平日9:00-18:00

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